こんにちは、365日おいしいものを食べることで頭がいっぱいのNaoです。
今回ご紹介するのは、先日行ってきたスペインのバレンシア。
このブログがバレンシアでのレストラン選びの参考になれば幸いです。
- La Sasteria
- Casa Montaña
- Orxateria Santa Catalina
- Alquería El Brosquil
- Zumería Naturalia
- Bar Vermúdez
- Navarro
- Jamón Jamón
- Marcado Central
- Casa Orxata
La Sasteria
お目当てのバルが満席だったため、空席が出来そうな時間帯まで時間つぶしに入ったおしゃれなバル。
バレンシアで最初の食事がこちらでした。
白と水色を貴重としたタイル貼りのおしゃれな店内が印象的なレストラン。
メニューもおしゃれなフュージョン系のバルメニューが中心。
エビのクロケッタがあまりにも美味しくておかわりしちゃいました。
エビの濃厚な味わいが口にいっぱいひろがる贅沢な一品。
Casa Montaña
バレンシア滞在中、私が一番気に入ったバルがこちらCasa Montana。
何を食べてもおいしく、価格帯もリーズナブルで、店内の老舗感漂う雰囲気も気に入りました。
何を注文してもおいしかったのですが、特にパドロンとハモン・イベリコ・ベジョータが記憶に残っています。
ベジョータはイベリコハムの最高級ランクと言われるもの。
どんぐりのみを食べたイベリコ豚のハムです。
通常のイベリコハムでも十分においしいのですが、ベジョータはうまみがさらにアップ。
ここのバルのハムは量もたっぷりで価格もリーズナブルで良心的でした。
定番のバルメニューはもちろん、デザートもしっかり楽しめるのが嬉しい。
この日私はフランとコルタードで〆ました。
このフラン、濃厚でめちゃくちゃおいしかった……!
余談ですが、バレンシアNo.1シェアのビールはなんとアムステル!!
バレンシアのビール事情を知らないままレモンビールなるものを注文したら、普段アムステルダムでしょっちゅう飲んでいるアムステルラドラーが提供されて爆笑してしまいました(笑)。
どこへ行ってもタップがアムステルばかりなのを不思議に思っていたら、バレンシアにも工場があるとのこと。なるほど。
Orxateria Santa Catalina
オルチャータという飲み物をご存じでしょうか。
オルチャータは、タイガーナッツのしぼり汁に水と砂糖で甘味を加えた、バレンシア生まれのスペインの夏のドリンク。
豆乳のような口当たりですが、さっぱりした後味が特徴。
タイガーナッツはスーパーフードなので、栄養も満点で夏バテ防止にうってつけなのだとか。
暖かい季節はオルチャータ売りのワゴンが街のあちこちで見られます。
また、街にはオルチャーテリアと呼ばれるオルチャータ専門店も存在します。
バレンシアで朝ごはんがてら行ったのが、バレンシアで一番有名と言っても過言ではないオルチャーテリアOrxateria Santa Catalina。
ファルトンという細長い甘いパンと一緒にいただくのがバレンシア流。
ファルトンはそのまま食べてもいいし、オルチャータに浸して食べてもオッケー。
私は浸して食べるのが好きでした。
しっかり甘いのだけれど、なんだかクセになってぐびぐび飲んでしまうオルチャータ。
バレンシア滞在中、毎日飲みました。
これも余談なのですが、私はメキシコのオルチャータが以前から好きで、メキシコ料理屋さんに行くと必ず注文します。
今回バレンシアに行って、メキシコのオルチャータとスペインのオルチャータは全くの別物だと知りました。
メキシコのオルチャータはかなり水っぽくて、シナモンのスパイシーな風味が豊か。
対してスペインのオルチャータはどろっとしていて、スパイスは一切使われていません。
Alquería El Brosquil
バレンシアを訪れたら絶対に行きたかったレストランがこちら。
ここのパエリアが絶品というTwitterのフォロワーさんからの情報をずっとブクマしていました。
バスに揺られてバレンシア郊外へ、そして歩くこと20分ほど。
本当にこんなところにレストランがあるのかと不安になる道のりでした。
たどり着いたのはかわいらしい平屋のレストラン。
こんな辺鄙な場所なのに、大きな駐車場はほぼ満車!
知る人ぞ知るレストランのようです。
店内はかなり広いですが、平日でもほぼ満席でした。
週末に行く場合は予約することをおすすめしますが、友人情報によるとどうやら予約は電話のみ・スペイン語のみでの受け付けのよう・・・
前菜から驚きのおいしさ。
パプリカと海鮮のマリネにニンニクローストがどーん。
店員さんに勧められるがままに注文しましたが、これ、本当においしかったです。
私が一番楽しみにしていたのはこちら、ARROS DEL SENYORETというパエリア。
紳士のパエリアという意味で、海鮮の殻を全て剝いて調理してあるので、手を汚さずに食べることが出来ます。
ちなみにバレンシア流のパエリアの食べ方は、この大きなパエリア鍋からスプーンで直接すくって食べる!です。
周りのお客さんもみんなスプーンで直接すくって食べていました。
お焦げ部分に出汁がしみていて、最高においしかったです!
アリオリ(にんにくマヨネーズ)もフレッシュで濃厚でした。
デザートまでぺろりといただいてしまいました。
私が食べたのはオレンジのフラン。
いやぁ、ここのレストラン、最初から最後までおいしかったなぁ……
交通の便はかなり悪いですが、それでも行く価値はあると思います。
ちなみにパエリアはほとんどのお店で二人前からの注文なので、一人旅の方はご注意を。
Zumería Naturalia
休憩に立ち寄ったかわいらしいジュースバー。
量がかなり多いので、二人で一つでもいいかもしれません。
フレッシュなフルーツをたっぷり使ってその場で作ってくれるので、とってもおいしい。
Bar Vermúdez
バレンシア出身の同僚に教えてもらったバル。
ここのトルティージャがおいしそうだったので訪ねてみました。
私がバレンシアで大ハマりしたものが、ティント・デ・ベラーノ。
直訳すると「夏の赤ワイン」。
赤ワインをファンタレモンで割ったすっきりさわやかなカクテルで、とにかく飲みやすい!
普段あまりお酒を飲まない私ですが、バレンシア滞在中毎晩飲んでしまいました。
スペインではサングリアと並んで大人気のカクテルなのだとか。
クロケッタもおいしかったです。
バスク風のとろとろチーズケーキも、甘さ控えめ濃厚でめちゃくちゃおいしかった……!
Navarro
パエリアはバレンシア生まれの料理。
バレンシア人にとってパエリアは海鮮ではなく、チキンとウサギ肉の料理なのだとか。
バレンシア風パエリアを食べるためにこちらのレストランを訪れましたが、バレンシア風パエリアは調理に時間がかかるため、予約のみとのことで注文することが出来ず……😿
お通しとして出てきたパンとトッピングですでに優勝。
スペイン料理ってシンプルでも最高においしい……!
アヒージョも食べられて大満足。
バレンシア風パエリアにはありつくことが出来ませんでしたが、海鮮パエリアを思い切り堪能しました!
この日ワゴンで買ったオルチャータ。
Jamón Jamón
バレンシア出身の同僚のおすすめのレストラン。
オンラインで予約して行きました。
おしゃれで落ち着いたインテリアが印象的な素敵なレストラン。
ファンシーなたたずまいをしていますが、テイスティングメニューで一人€30とかなりお手軽!
お料理もどれもおいしかったです。
さすがバレンタイン人のおすすめ、外れない!!
ちょっと味が濃い目なので、お酒を飲む人にはぴったりだと思いました。
この雰囲気でこの内容はかなりお得なので、いつかまた訪れたいレストランになりました。
Marcado Central
バレンシア最終日は市場でご飯。
スペインに来たのにフレッシュオレンジジュースをまだ飲んでいないと気付いたので、まずはオレンジジュースからスタート。
念願のバレンシア風パエリア。
チキンとウサギ肉って食感がそっくりなので、今時分がどっちを食べているのかわからなくなりました。笑
レストランでは2人前からがスタンダードなパエリアも、市場では気軽に食べることが出来ます。
ガリシア地方の生ガキと生ウニ!
まさかスペインで生ウニが食べられるとはびっくりです。
どちらもおいしかった~!
Casa Orxata
〆はやっぱりオルチャータ。
こちらも老舗のオルチャーテリアで、こちらのオルチャータはお砂糖なしで提供されるのが特徴。
自分でお砂糖を加えて甘味を調節しながら飲めるので、甘いものが苦手な人でも楽しめます。
ほどよく都会で便利なバレンシア。
パエリアとオルチャータを楽しみに、いつかまた訪れたいです。