スイスのアイコンになっているユニークな形の山、マッターホルン。
富士山を軽く越える高さ4,478メートルを誇るこの山は、昔から人々を魅了し続け、今ではスイスチョコレート"トブラローネ"のパッケージにも使われ、多くの人から愛されれています。
このマッターホルンの麓にある街がツェルマット。
ツェルマットを訪れる観光客に人気なのが、朝焼けに照らされたツェルマットを見ること!
この記事では、筆者がツェルマットでマッターホルンの朝焼けショーを2度経験した上で学んだコツをまとめて紹介します。
マッターホルンを見るのに一番いい場所は?
ツェルマットにはマッターホルンを綺麗に見ることが出来るスポットが多数あります。
工事をしていて立ち入れない可能性もあるので、予め実際に足を運んでロケーションをチェックしておくことをおすすめします。
日本人橋
ツェルマットからマッターホルンを見るのに一番有名なスポットは、日本人橋と呼ばれるKirchbrücke。
昔日本人観光客がこぞってこの橋からマッターホルンを見ていたことから、日本人橋と呼ばれているのだとか。笑
この橋の上からは評判通り美しいマッターホルンが眺められますが、とにかく観光客が多くて落ち着かないのが難点。
朝焼け時にも多くの人が駆けつけるので、いい場所をキープするには早めに到着する必要があります。
私が訪れた際はクレーンがどうしても映り込んでしまう位置に複数台あったので見栄えがあまりよくありませんでした。
日本人橋から南に行ったビューポイント
日本人橋を川沿いに南に移動すると、木々に囲まれたマッターホルンを望めるスポットがあります。
街の中心部から少し離れているのと、開けた場所なので、ゆっくりマッターホルンを眺めることが出来ます。
街の展望台
ツェルマットには人気の高い展望台もあります。
この展望台は朝焼けだけでなく、夜景も有名です。
私は夜景を見に日の入り時刻に行ってみました。
坂道を急な階段を登らなくてはならないので、展望台に辿り着くまでに結構な労力を要しますが、無料で綺麗な景色が見られるので行く価値アリ!
部屋からマッターホルンが見えるホテルを予約する
マッターホルンビュー付きのホテルを予約するのもありです!
早起きして外に出なくても、部屋から日の出ショーを見られるのはかなり楽ですよね。
私もマッターホルンビューの部屋を予約したのですが、詐欺か?というくらい頭の部分しか望むことが出来ませんでした。
もう少し上の階なら、しっかり見られたのかもしれません。。
穴場スポットGetwingbrücke
私が最終的に朝焼けを見るスポットとして選んだのは、Getwingbrückeという橋。
街の中心部から近い場所にあり、アクセスしやすいのに人が多すぎず、ゆっくりと朝焼けを楽しむことが出来ました。
何時からスタンバイしておくべきか?
私は日の出時間の10分前からスタンバイしていました。
山が朝日に照らされ始めたのが日の出時刻の7分前からで、日の出時刻にはすでに完全体(笑)になっていました。
当日の天気や雲の状態にも寄りますが、10分前にはロケーションに到着しておいた方がよさそうです。
1回目は雲が多く、マッターホルンが徐々に赤く染まっていく様子を観察することが出来なかったのですが、日の出時刻の10分後に赤く染まるマッターホルンを見ることが出来ました!
天気が悪くても諦めず、日の出時刻後も10〜15分は粘ってみるといいかもしれません。
実際の朝焼けの様子
日の出予定時刻から7分前、マッターホルンの頂上が急に赤く光り始めました。
なんとも神秘的な瞬間。
ぐんぐん赤くなっていくマッターホルン。
思っていたより染まっていくスピードが速いです!
頭の部分が真っ赤に照らされました。
こちらが日の出時刻の様子
広範囲が赤く照らされています。
若干赤さが薄くなっていますが、さらに広範囲が赤く染まっています。
これがこの日のピークでした。
更に照らされる範囲が広がると、光が白っぽくなっていきました。
朝焼けショーの終了です。
合計15分ほどでしたが、自然の神秘を感じる美しい経験でした。
おまけ:マッターホルン型のチョコレートが買えるお店
思わず本物のマッターホルンと一緒に写真に収めたくなる、ミニサイズのかわいいマッターホルンチョコ"Matterhörnli"が買えるお店はこちら!
一つ一つ小さな箱に詰められているので、買いやすくて持ち運び安いのも嬉しい。
ツェルマット旅行にぜひ一つ、いかがですか?
おわりに
ツェルマットに滞在するなら、朝日に照らされるマッターホルンはぜひとも見ておきたいところ!
このブログがマッターホルンの朝焼けを見る計画を練るのに役立てば幸いです。