ワーホリハンターなう

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イギリスの返品文化がすごい件について

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こんばんは、ワーホリハンターNaoです。

今回私が紹介するイギリスの素晴らしいシステム、返品

イギリスの返品文化はすごい。

 

 

イギリスは返品がかなり盛んな国です。

ほとんど全ての小売店が返品保障の対象になっています。

今のところ私は返品不可のお店に出会ったことがないです。

返品があまりにも簡単に出来るため、気に入らなかったら返品するのはもちろん、とりあえず2つ買ってみて片方は返品なんてざらにあることですし、洋服のサイズで迷ったらとりあえず複数購入し、実際に着用してみてぴったりなもの以外は返品なんてことも。

返品理由に「複数サイズを購入したから」なんて項目が予め用意されているくらいです。

通販で購入したものを店頭で返品することも多く場合可能。

小売店の返品レジにずらりと行列が出来るのも、この返品システムが発達しているからこそ。

 

特にお洋服の返品はかなり盛ん。

無料で返品出来ることがほとんどで、大手ブランドの通販であれば、返品用のラベルすら同封されています。

届いた袋や箱が返品用に再利用出来る形になっていることも多く、荷物はお家まで引き取りに来てくれることもあります。

届いた直後に返品することすら可能というわけです。

 

日本だと開封済みの場合返品出来ないことが多いですし、その他にもさまざまな条件があったり、返品するとなると結構な手間がかかります。

それに比べると、イギリスの返品システムはかなりカジュアル。

私自身何度もイギリスの返品システムを利用していますが、本当に気軽に返品が出来、とても重宝しています。

特に、イギリスでお洋服を購入するとサイズが合わないことが多いため、この返品システムの恩恵に肖ることが多いです。

 

かなり便利なイギリスの返品システム。

しかし、かなり便利だからこそ、消費者として気を付けなくてはならないこともあります。

基本的にお洋服はタグが着いていてそれなりに状態が良ければ返品が可能。

イギリスの街を歩いていると、タグがついたままの服を着ている人を見かけることが頻繁にありませんか?

もちろんうっかり取り外し忘れた人もいるはずですが、「いつか返品するかもしれないから」とわざとタグを着けたまま着用している人が多いのも事実。

パーティ用にドレスを購入し、タグを着けたまま一晩過ごして、そのあと返品なんてのはよくある話。

タグを再装着するための機械をわざわざ所持している強者さえいます。

こういった人たちもいるため、イギリスでお洋服を購入したら一度お洗濯してから着用するのが安心と言われています。

量販店でたまに見かけませんか?新品のはずなのに、やけによれよれでなんとなく匂うお洋服……理由はこの返品システムです。

 

この便利なシステムのおかげで、コロナ禍でも洋服のお買い物が満足に出来たことは言うまでもありません。

イギリスの返品システムに感謝しながらも、引き続き消費者として気を付けなくてはならない部分を忘れないようにしたいものです。