ワーホリハンターなう

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ロンドンが生んだ歴史あるお酒"ストーンズ・ジンジャー・ワイン"

こんばんは、ワーホリハンターNaoです。

今日は私が大好きなイギリスのお酒を紹介します。

その名は「ストーンズ」。ジャンルはジンジャーワインです。

 

ジンジャーワインは、乾燥生姜やレーズンを熟成させた白ワインベースの甘いお酒。

ジンジャーエールが好きな人は絶対に好きな味!

日本にいたときよく行っていたバーで頻繁に飲んでいたのですが、イギリスに来てからその存在をすっかり忘れており、最近やっと購入しました。

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値段シール、剝がせなかった……(笑)コーナーショップで£6.59でした。

日本だと1300~1500円ほどします。

さすがはイギリスのお酒。日本で買うより安くて嬉しい。

ジンジャーワインは、このSTONE'S(ストーンズ)のものが一番有名ですが、イギリススーパーのプライベートブランドからも販売されています。

味を比べたことはありませんが、値段はプライベートブランドの方が更に安いです。

 

私が好きな、このストーンズ・ジンジャー・ワイン、歴史がとても深く、パッケージにシティ・オブ・ロンドンの紋章を描くことが許されています。

生まれたのは1740年。約300年前です。

フィンズベリー蒸留カンパニーがジンジャーワインの販売を開始しました。

かつてイギリスにはジンが麻薬のように大流行した「狂気のジン時代」(Gin Craze)と呼ばれる悲惨な時代がありました。18世紀前半のことです。

人体に害のある成分が含まれているジンが流通したり、違法なジンのお店が広がったり、うるさい子供を黙らせるためにジンを飲ませて酔わせたり……ジンによって命を絶たれた子供が何千人もいた時代だったのだそう。(恐ろしい……。)

1751年に"狂気のジン時代"への対策として発令された「ジン法」により、ジンの販売は厳しく取り締まられることになりました。

もちろんフィンズベリー社も新しい販売ネットワークを展開しなくてはならなくなりました。

その一環として、当時High Holborn(Holborn駅の前を東西に通っている道)にあったジンジャーワインの重要な小売店だった店主ジョセフ・ストーンの名前を取り、お酒の名前を"ストーンズ"とします。

その後、19世紀になりコレラが大流行。

生姜の滋養強壮効果が注目され、ストーンズの売り上げがぐんと伸びます。

その後も、消化を助けるだとか、妙薬の効果がある(!)だとか、様々な理由で人気が絶えず、その結果ストーンズは今日まで長く愛されるお酒の一つになりました。

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ストレートで飲むのはもちろん、ロックもおいしいストーンズ。

でも、私の一番のおすすめは、ジンジャーエールで割ってくし切りのレモンを添えた「ジンジャー・ジンジャー」という飲み方。カクテルです。

甘味はあるけれど、さっぱりとした後味とピリッとした生姜の風味の相性がとてもよく、どんなシチュエーションでもおいしくいただけます。

滋養強壮の効果もあるカクテルなので、私はちょっと体調が優れないなというときにもよく飲んでいました。

辛口のジンジャーエールで作ると尚良し。

お湯割りにしてハチミツを加えるなんて飲み方もあります。風邪に効きそう!

ウイスキーと併せたものは「ウィスキー・マック(マクドナルド)」と呼ばれているらしい(笑)。

せっかく一瓶購入したので、色々アレンジを楽しみながら飲んでみようと思います。

 

イギリス生まれの由緒正しいお酒、ストーンズ・ジンジャー・ワイン。

イギリスでももちろん楽しめますし(しかも安価で !)、日本でも提供しているバーがたくさんありますので、バーを訪れた際はぜひともマスターに尋ねてみてください。

とても飲みやすくて美味しいだけでなく、身体にも優しいストーンズ。

ぜひ一度試してみてください。

ストーンズファンが増えますように!!

 

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