こんにちは、ワーホリハンターだったNaoです。
これまでバンクーバー、メルボルン、ミュンヘン、ロンドン、アムステルダムに住んで来ましたが、改めて、ロンドンって魅力的な街だったよなぁと懐かしんでいます。
お花が整えられた素敵な公園、二階建てバス、クラシックな建築物、狭いけど本数が多くて便利なチューブ……
色々あるけれど、2年間のロンドン滞在を経た私が今思うロンドンの魅力を考えてみることにしました。
この記事では、他の国や都市ではあまり体験出来ないことを中心に、私がロンドン観光で絶対にやっておきたいなと思うことを5つピックアップします。
ミュージアム巡りをする
大好きなテートモダン
私にとってロンドンもといイギリスの一番の魅力は、ミュージアムが無料なこと。
数多の素晴らしいミュージアムがあるだけでなく、入場料が無料……こんなに素敵なことってある?
もちろんミュージアムを無料で開放している国や地域はイギリスやロンドン以外にも存在します。
しかし、ここまでたくさんの、しかも大規模で国際的に知名度が高いミュージアムを、市民だけでなく全ての人に無料で開放している都市ってロンドン以外にないのではないでしょうか。
ちなみに、イギリス国内でも国立じゃないミュージアムや特別展の場合は入場料を取られるのでご注意を。
ただし、無料の常設展を回るだけでもかなりの数とボリュームがあるので、心配ご無用!
私はイギリスに来たばかりのニート期間、ひたすらミュージアム巡りに精を出していました。
ミュージアムと一口に言えど、ジャンルは様々です。
アート系はもちろん、博物館系もどんとこい。
大英博物館、ナショナルギャラリー、テートモダン……全て無料です。
素晴らしいのは無料のミュージアムだけではありません。
私営ギャラリーも素晴らしいものがたくさん。
私がとても好きだったのはWhite Cube。
コンテンポラリーアートが好きな人にはたまらないギャラリーですので、ぜひ一度足を運んでみてください。
アフタヌーンティーに行く
sketchのアフタヌーンティー
アフタヌーンティー……やっぱりこれもロンドンの魅力の一つだと考えています。
日本、特に東京にも素敵なアフタヌーンティースポットはたくさんありますが、やはり紅茶とスコーンの美味しさはイギリスが格別。
東京の有名ホテル中には、イギリススーパーでお馴染みのあのヨークシャーティーをレギュラーティーとして提供しているところもたくさんあるのだとか……ありがたみが薄れる……笑。
ただ、ロンドンのアフタヌーンティーのケーキは、正直言って日本人の口に合わないことが多いかもしれません。
Cadogan'sのアフタヌーンティー
あと、これは完全に主観ですが、日本のアフタヌーンティーって、見た目に全振りしている期間限定系のものが多くて、落ち着いたクラシカルなものが少ないです。
その点ロンドンは、さすが本場だけあって選択肢が無数にあります。
これから私がまたロンドンを訪れることがあれば、訪れる度に一度はアフタヌーンティーの予定を入れるだろうなと思います。
パブに行く
イギリスに来た当初、パブはイギリスの居酒屋のような存在だと思っていました。
しかしその後、イギリスのカルチャーに触れていくにつれ、居酒屋ではなくファミレスみたいな存在だということがわかりました。
朝食を食べに一人で、アフターファイブには同僚と、週末は家族と……イギリス人の生活とは切っても切り離せない存在のパブ。
有名パブにわざわざ行くよりは、通りすがりになんとなくいいなと思ったローカルなパブにふらっと寄りたい。
地元の人たちに混じってパブ飯を食べたい。
パブの朝ごはんが食べたい。
なんでだろう、絶品なわけじゃないのに、今でもたまにとてつもなく恋しくなるパブのご飯たち。
私がイギリスにしっかり住んでいたという証拠ということにしておこう。
劇場に行く
ニューヨークのブロードウェイと並ぶ劇場街として有名なロンドン。
ロンドン中心部にはたくさんのミュージカルシアターが立ち並びます。
ロンドンのミュージカルの特徴はなんといっても生演奏。
各劇場に必ずと言っていいほどオーケストラピットがあり、生演奏での観劇を楽しむことが出来ます。
ミュージカルの本場として名高いブロードウェイでは、実は生演奏での上演が当たり前ではないということを知ったときはショックでした……日本のミュージカル劇場もそうですよね。
ミュージカルだけではありません。
イギリスはバレエも有名!
ロンドンには世界三大バレエの一つロイヤル・バレエ団があります。
素晴らしいバレエ団なので、一度は観劇しておきたいところ。
また、ロイヤルバレエ団だけでなく、世界で初めてクリスマスシーズンにくるみ割り人形の上演を初めたバレエ団"イングリッシュ・ナショナル・バレエ"も忘れてはいけません。
バレエのシーズンは秋〜初夏。
後ろの方の席であれば安価でチケットを手に入れられるので、私はコロナ前、毎月1回はバレエを観劇していました。
世界TOP10オーケストラの常連ロンドン交響楽団も忘れてはなりません。
オケもシーズンは秋〜初夏。
本拠地はバービカンセンター。
バービカンセンターはブルータリズム建築でも有名です。
バービカンセンター内でロンドン交響楽団の音漏れを聴きながら勉強……なんてことも可能!
マルチカルチャーな食文化を楽しむ
ロンドンには美味しいレストランがたくさん。
そのバラエティはとても豊かで、さすがマルチカルチャーな街というところ。
朝はフルイングリッシュ、お昼に飲茶、夜にインディアンなんてことが容易に可能なだけでなく、そのレベルがとても高い!
ロンドンの食文化の強みってこういうところなんじゃないかなと思います。
おわりに
5つ中3つが食に関することになってしまいましたが笑、私が考えるロンドンならではの魅力はこの5つでした。
みなさんがロンドン観光でやりたいことは何ですか?