先月のこと。
"夢の国"であったオランダについに足を踏み入れ、晴れてオランダデビューを果たしました。
(ハウステンボスのおかげで)幼少期からなんとなくオランダを贔屓する傾向にあった私は、なぜかやたらめったらオランダ人に縁があります。
それでもなかなかオランダに行く機会はなく、今回、ついに、やっと、という感じ。
オランダ人の大親友A氏が、「オランダっぽい体験がしたい〜〜!」と言う私を真っ先に連れて行ってくれたのが、こちら、Wynand Fockink(ワイナント・フォーキンク)。
ダム広場からすぐのところにあるのですが、一人で観光していたら絶対入りもしないような細い路地に、ひっそりと佇むなにやら素敵っぽいお店。
オランダ人だけど大阪弁ぺらぺらのA氏が言うには、
「ジンはイギリスのお酒ってよく言われるけど、実はオランダが発祥って言われてるんやで〜。で、俺らがよく飲むのはJenever(イェネーファ)っていうお酒なんやけど。」
初めて聞いたぞ、イェネーファ。
英語表記だとGeneverで、ジェネヴァとかジュネーヴァとか、カタカナ表記は色々。
いったいどんな味のお酒なんだ?わくわく
ちなみに場所はここです。ほんとにダム広場のすぐそば。
小ぢんまりとしていて、歴史を感じる店内。
写真をご覧いただいいてわかる通り、店内にはジュネヴァの瓶がずらりと並んでいます。
ジュネヴァと一口に言えど、色んな種類があるんですね〜
店員さんが丁寧に説明してくれて、さらには好みに合わせて数種類テイスティングもさせてくれました。
ジュネヴァの味は、確かにジンに似ている!
40度ほどある度数の高いお酒ですが、甘さがあるので飲みやすい。
オランダ人はジェネヴァのチェイサーにビールを頼むのだそう。
我々はテイスティングで気に入ったクランベリー味のものと、チェイサーのビールを注文。
昼間から贅沢。
店員さんが
「グラス一杯分、文字通りちゃんとグラス一杯分提供しているんだよ!」
といいながら、ジェネヴァをグラスになみなみと注いでくれました。
文字通りしっかりグラス一杯分。なみなみです。
今にもこぼれそうなジェネヴァ。
注がれたらその場ですぐ、グラスをテーブルにおいたまま、かがんで一口啜って飲むのが、ジェネヴァの飲み方なんだそう。
奥にある写真のような感じで飲みます。
こちらのお店は毎日営業しているけど、営業時間がちょっとだけ短いので、注意してください。(14:00〜21:00)
Wynand Fockink(ワイナント・フォーキンク)
おすすめです。
おもしろい体験でした。
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