
私がワルシャワを訪れた一番の目的は、ショパンの聖地巡り。
私はショパンが大好きです。
これまでに取り組んできたピアノ作品の中で、最も時間をかけた作曲家は紛れもなくショパン。
小学生の頃はワルツ、中学生のときは即興曲やプレリュード、高校になるとバラードやエチュード、そして大人になった今も彼の作品たちと真剣に向き合っています。
大好きなショパンが生きた軌跡を辿りたくて、ワルシャワ旅行はいつも私のバケットリストに入っていました。
ショパンは人気のある作曲家だから、ワルシャワでショパンの聖地巡りをしたい人は私以外にもうんとたくさんいるはず。
このブログがそんな方々の参考に少しでもなれば幸いです。
- ショパンのベンチ
- フレデリック・ショパン博物館
- 聖十字架教会
- ワルシャワ大学とチェツヴェルティニスキー・ウルスキー宮殿
- ショパンが住んでいた部屋
- ヴィジトキ教会
- ショパン像
- ぜひワルシャワでショパンの聖地巡りを!
ショパンのベンチ
まず初めに、事前情報。
ここで紹介するショパン所縁の地は、全て徒歩で、半日かけて巡りました。
ショパン所縁の地には、ショパンのベンチと呼ばれる、ボタンを押すとショパンの楽曲が再生されるベンチが設置されていることが多いです。
全部で15箇所あるので、全てを1日で回るのは難しいかもしれません。(壊れていることも多いです……。)
私はベンチに気付いたらボタンを押して音楽を楽しんでいました。
ベンチの場所はこちらのサイトを参考にさせていただきました↓
フレデリック・ショパン博物館

まず私が最初に訪れたのは、フレデリック・ショパン博物館。
ワルシャワ観光で外せない観光名所です。
入場者は無料のショパンコンサートを楽しむことが出来ます。(私が訪れた日は、メインプログラムがなぜかショパンではなくベートーヴェンでしたが……笑)
私が訪れたのは繁忙期ではなかったため、事前予約なしでチケットを購入することが出来ました。
館内のスタッフさんたちがとっても親切だったのが強く印象に残っています!(ワルシャワで出会った人々は、みなさん温かかった……!)
展示は、ショパンの生涯を説明するものやショパンの作品を聴きながら解説するものなど、ショパンファンにはたまらないものばかり。
館内はフラッシュを焚かなければ撮影OK。とりわけ強く印象に残った展示を紹介します。

初めて実物を見る、ショパン直筆の楽譜たち。
一番最初に目に入ったのが、エチュード op.10 No.4 嬰ト単調。
私が人生で紛れもなく一番たくさん演奏した曲。
呪いのように私の人生に取り憑いていてちょっとしたトラウマだったのですが、よりによってこの曲の楽譜が一番最初に目に入ってしまったので、一種のカタルシスを感じました。
呪縛から解き放たれたような気持ちになりました。
激しい曲調とは対照的な、レース編みのように美しい音符の並び。
筆跡からショパンの繊細さが伝わってくるような気がしました。

こちらはなんと、病院の診察記録!
有名になると、死後にこんなものまで公開されてしまうのかと面食らいました。
他にも、洗礼式の教会の記録や、直筆の手紙などなど……生々しいまでにショパンが生きていた証拠を目の当たりに出来たのはとても面白かったです。
大きくはない博物館ですが、コンサートを聴いてじっくり見て回ったので、3時間ほど滞在していました。

館外に出ると、すぐ隣にショパン音楽大学があります。
ポーランドで一番大きな音楽大学なのだそう。
ショパンのベンチもありました(壊れていましたが)。
聖十字架教会

ショパンのお墓はパリのペール・ラシェーズにありますが、生前の彼の希望により、心臓はここ、ワルシャワの聖十字架教会に納められています。
心臓だけ!?と驚きましたが、他のポーランドの著名人の心臓もこの教会に納められているのだとか。
ショパンのプレートがあったので、静かにパシャリ。
ワルシャワ大学とチェツヴェルティニスキー・ウルスキー宮殿

ワルシャワ大学はショパンが通っていた大学です。
この大学構内にあるチェツヴェルティニスキー・ウルスキー宮殿で、ショパンは初めてのコンサートを開いたのだとか。
宮殿の中にはいることは出来なかったので、写真だけパシャリ(奥のクリーム色の建物です)。
大学の構内には入ることが出来ました。
ショパンが住んでいた部屋

大学構内にある建物の一つに、ショパンの横顔が描かれた白いプレートが設置されています。
ここはかつてショパンが住んでいた部屋がある建物。
ここにあるショパンのベンチでは、ワルツ"遺作"を聴くことが出来ます。
ヴィジトキ教会

ショパンはこの教会でオルガンをよく演奏していたのだそう。
ショパンはいったいどんな風にオルガンを演奏するのだろう……と想像を膨らませながらパシャリ。
最後の目的地まで大分遠かったため、途中でミルクバーに寄って腹ごしらえ。
温かい料理でぽかぽかになりました。
大分遠かったので、公共交通機関を利用して向かった方がいいかもしれません。
ショパン像

ワジェンキ公園内にある、ショパン像。
ポーランドの彫刻家ヴァツワフ・シマノフスキの作品です。
日本の浜松にもレプリカが設置されているのだとか!
実物を目にした時、ぐっとくるものがありました。
ショパンがこの地に実在して、今も人々に愛されている……雪の寒い日の夕方でしたが、この銅像を見に来ている観光客らしき人々は私以外に何人も見かけました。
ちなみに、私は見つけることが出来ませんでしたが、この公園内にはリストの銅像もあるのだとか……!
とても美しい公園だったので、夏はさらに散策が楽しそうです。
ぜひワルシャワでショパンの聖地巡りを!
本当はワルシャワ郊外にあるショパンの家にも遊びに行ってみたかったのですが、今回の旅程に組み込むことが出来ませんでした。
いつかまたワルシャワと訪れ、次はお家にもおじゃましたいなと考えています。
聖地があちこちにあるし、ショパングッズもたくさんあるしで、ワルシャワはショパンファンにはたまらない街でした。(空港の名前までフレデリック・ショパン空港!)
人々はシャイながらもとても親切で、とても良い旅行になりました。
ショパンファンのみなさん、ぜひワルシャワでショパンゆかりの地めぐりをしてみてください。
きっとワルシャワのことが大好きになるはずです。



