ワーホリハンターなう

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【コロナ禍】オランダから日本への帰国レポート(2021年5月上旬)

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退っ引きならない理由があり、アムステルダム→成田で急遽帰国しました。

この時期でも、私と同じように止むを得ず日本に帰国される方はいらっしゃると思います。

これからご帰国される方の参考になればと思い、一連の流れをまとめてみました。

こちらは参考程度にしていただき、厚労省の最新情報もご自身でご確認していただくようお願い申し上げます。

水際対策に係る新たな措置について|厚生労働省

 

 

事前準備

検査証明書

厚労省の所定フォーマット検査所独自のフォーマット両方紙媒体で用意しました。

コロナ検査は、日本大使館推奨のAmstelveenにあるCoronatest Westで受検しました→https://coronatestwest.nl

日本のフォーマットのことをしっかり理解しているラボなので、日本行きだということを伝えると、厚労省の所定フォーマット・検査所のフォーマットの2種類で結果を送付してくれ、大変安心出来ました。

この検査証明書は、条件をクリアしていればどちらか1種類があれば問題ないとのことですが、私は搭乗前に2種類両方確認されたので、両方あるとやはり安心です。

厚労省所定のフォーマットについてはこちらをしっかりご確認ください→検査証明書の提示について|厚生労働省

 

誓約書の記入

厚生省Webサイトから印刷して記入しました→誓約書の提出について|厚生労働省

成田到着後、所持していない人向けに配布をしていたので、忘れても問題にはならないと思います。

ただ、私のときは日本に入国する全員が既に所持していたので、前もって用意しておく人が多いのだと予想します。

所持していないと手続きに時間がかかってしまうため、予め自身で印刷して記入しておくことをおすすめします。

 

新型コロナウイルス感染症対策質問票QRコード

新型コロナウイルス感染症対策質問票に回答し、QRコードのスクリーンショットを取得します。

座席番号が必要なので、チェックイン後、搭乗前までに済ませておきましょう。

QRコード取得は成田到着後でも可能ですが、意外に時間がかかるため、落ち着いて搭乗前に済ませておくことをおすすめします。

私は到着後にこの作業をしたため、ちょっと大変でした。

 

Health Declaration Form

オランダ政府Webサイトから印刷→For operators and airlines: information for passengers flying to and from the Netherlands | Publication | Government.nl

私の場合、親切にもCoronatest Westが検査結果と一緒に送付してくれたので、非常に助かりました。

事前に座席番号以外を記入しておき、チェックイン後に座席番号を記入

出国時に確認される可能性があるとのことでしたが、私は確認されませんでした。

ランダムで確認される可能性があるため、用意しておきましょう。 

 

事前にスマホにDLしておくアプリ

搭乗前までにDLしておくことをおすすめします。

  • SkypeまたはWhatsApp(現在はMySOSというアプリに変わっています
  • OEL
  • COCOA

スマホの位置情報保存設定を行うことが必要です。(Androidの場合はGoogleMapsのDLが必要です。)

アプリを表示出来るスマホを所持していない場合、自己負担でレンタルが必要です。

DLや設定はこちらから→スマートフォンの携行、必要なアプリの登録・利用について|厚生労働省

 

機内で記入したもの
  • 健康カード
  • 税関申告書

両方とも機内で配布されました。

 

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航空機から降りるとすぐに書類の確認が始まるため、書類とアプリは全てすぐに人に見せられる状態にしておくと便利です。

私は、書類はクリアフォルダに、アプリはスマホ内フォルダにまとめておきました(上画像)。

強制隔離後11日間の滞在先情報(ホテルや自宅などの住所・電話番号)がすぐにわかる画面も用意しておくと便利です。

 

成田着陸から検疫所宿泊施設入室までの流れ

8:15 着陸
8:30 検疫法第12条の規定に基づく質問表の記入→書類の確認→"検疫所宿泊施設登録表"の受け取り→唾液検査まで一通りの流れで一気に行う
8:48 新型コロナウイルス感染症対策質問票のQRコードを持っているかの確認
8:50 アプリやメールアドレスの確認
9:08 検疫、QRコードと全書類の最終確認
9:20 待機所到着。指定された席で待機する。待機中に"検疫所宿泊施設登録表"を記入。
10:00 検査結果が出る、陰性証明書の提出
10:15 預け荷物の受け取り、入国手続き、税関
10:40 ホテル行きのバスに乗車
10:55 ホテル着。検疫所宿泊施設登録表、誓約書の提出

動線が出来ており、歩いてチェックポイントを巡ります。

時間はかかっていますが、ほとんど待つことなく一気に行うので、時間がかかっているという感覚は一切ありませんでした。

忙しかったです。

実際に待ち時間らしい待ち時間だったのは、9:20に待機場所に到着してから検査結果が出るまでの40分間と、税関通過後からバスに乗るまでの10分ほどだけでした。

 

検疫所宿泊施設に着いてからすること

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私の宿泊先は東横インでした。

 

帰りのバスの希望提出

3日後、原則、入国に使用した空港までバスで戻ります。

配布された用紙に帰りのバスの希望時刻を記入し、自身の部屋の前に置いて提出します。

帰りのバスは、16時、18時、翌10時の3択でした。

 

健康チャット

ホテルから配られたQRコードを読み取り、体温、健康状態を送信。

検疫所宿泊施設で隔離中は、翌日からも毎朝8時を目処に同じ作業を行います。

 

OELアプリのチェックイン

OELアプリのチェックインに必要なパスワードがメールで届くので、メールを受信次第アプリでチェックインします。

私は入国翌日にメールが届きました。

 

入国してから14日間毎日すること

OELで位置情報の送信

位置情報を求める通知が毎日ランダムな時間帯にOELに届くので、その度にすぐOELアプリで位置情報を送信します。

私は大体1日2,3回通知が来ています。

時刻は完全にランダムです。

 

健康状態の送信

毎朝11時頃に厚労省から届くメール内にあるURLから健康状態を送信します。

これは毎日14時までに対応します。

 

検疫所宿泊施設での隔離最終日

唾液にてcovid testを行います。

朝6時45分に検査キットが配られ、7時に係の人が回収にくるため、検体を手渡しで提出。

検査結果は、お昼頃部屋に電話で連絡がありました。

結果が陰性であれば、予め希望を出してあったバスで空港に戻れます。

私の結果は陰性だったため、希望の時刻のバスで成田空港まで戻りました。

 

尚、検疫所宿泊施設での食事はこんな感じでした。


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検疫所宿泊施設を出たあと

私は自宅が地方なので、国内線の乗り継ぎが必要です。

しかし、入国から14日間は公共交通機関を使用できないため、成田空港周辺のホテルに滞在することにしました。

検疫所が成田空港周辺ホテルまでバスを出しています。

バスで送迎対象となるホテル一覧はこちらから→https://www.nl.emb-japan.go.jp/files/100029725.pdf

成田空港のバス乗り場についてはこちら→https://www.forth.go.jp/keneki/narita/202009_hotel_bus.pdf

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検疫所のバスに乗るには、出国前に受け取ったこちらの書類が必要でした。

尚、 チェックアウト後に成田空港まで戻るバスは用意されていないため、ご注意ください。

次の隔離場所に移ったあとも、OELでの現在地の送信、厚労省からのメールの対応は毎日行います。

自主隔離中一度、Skypeが通話がありました。

 

おわりに

国境が封鎖されておらず、無事に帰国出来ただけでも本当にありがたいです。

キーワーカーの皆様には頭が上がりません。

この場を借りて感謝を申し上げます。