この頃ヨーロッパでは、自宅で簡単に使えるコロナ簡易テストキットが普及し始めました。
無料でCOVIDテストを受けられる会場も増えてきましたが、この簡易検査キットを使用すればテスト会場まで赴くリスクと手間を省け、人と会う前や出かける前に手軽にサクッとコロナ検査をすることが出来ます。
自宅用の簡易テストキットは抗原検査のため、精度はPCR検査に比べると劣りますが、それでも世の中で大いに活躍しています。
実際、イギリスではテストキットが無料配布されており、未然に学校等でのクラスターを防ぐのに効果を発揮しているのだとか。
ここオランダでも、簡易テストキットはスーパーで安価で購入することが出来ます。
この記事では、私がオランダのスーパーで購入したコロナ簡易テストキットについて紹介します。
お馴染みAlbert Heijnで購入した、Flow flexという名前の簡易テストキット。
店頭には並んでおらず、サービスカウンターで尋ねて販売してもらう形式でした。
1セット€2.99!!
お安い。一人5つまで購入可能。
安くてちょっと心配だなという方もご安心を。政府認証済みです。(ソース→Ontheffingen antigeentesten | Publicatie | Rijksoverheid.nl )
全く同じものが、JUMBO、Lidl、Aldiだと€2.89で販売されています。
私が調べた限り、この3店舗が最安値。
ちなみに、Alber Heijnでは別メーカーの€4.99テストキットも販売されています。
日本だと最安値でも通販取り寄せで1200円ほどで、気軽に購入出来るチェーンの薬局だと3900円くらいのようです。
気軽にガンガン購入出来る値段ではないですね……。
中身はこんな感じです。
- 説明書
- 試薬の入った採集容器
- 採集容器スタンドになる組み立て式の箱
- 検査カートリッジの入った袋
- 綿棒
使い方はとっても簡単。
箱を組み立て、キャップを取り外した採集容器をセットします。
〜写真はイメージです〜 Photo by Mufid Majnunon Unsplash
綿棒を鼻に入れて5回まわします。これを両鼻。
目安として、柄の部分が2.5cmになるくらいまで鼻の奥に綿棒を入れます。
綿棒の半分くらい?結構深い。頑張りました。
採集容器に綿棒を入れ、30秒まわします。
このとき、試薬を泡だてないように気をつけます。
採集容器の下部をつまんだ状態で、綿棒を5回まわします。
その後、綿棒についた検体を搾り取るようにして、綿棒を容器から取り出します。
試薬を泡だてないように!
採集容器の下部をはじく、又は左右に軽く振って、検体と試薬を混ぜます。
試薬を泡だてないように!!(気をつけていたのに泡立ってますね……)
キャップを閉め、キャップの透明部分のみを外し、カートリッジのS部分に検体を含んだ試薬を4滴落とします。
この状態で15〜30分待機。
C部分のみに線が現れていれば、陰性です。
陽性の場合は、T部分にも線が現れます。
線が全く現れない、T部分にしか線が現れない場合は、検査失敗です。
また、30分以上経過したカートリッジの結果は無効です。
あくまでも簡易キットなので、これで陰性が出たからといって完全に安心はしないでください。
症状がある場合は最寄りの検査会場へ!
また、この簡易キットで陽性が出た場合も、最寄りの検査会場でオフィシャルな検査を受けてください。
20分もあれば検査が完了するため、とっても手軽で簡単なテストキット。
お家でサクッとチェック出来るのがいいですね。
ストック買いしたので、今後誰かと会う前には検査をしようと思います。
日本でももっと簡易検査キットが広まるといいなぁ。