パリから南西に行ったところにある、ブルターニュ地方の入り口の都市ナント。
観光地としてはあまり知名度が高くありませんが、海が近く、さらにはバターで有名なブルターニュ地方にも近いため、美食を気軽に楽しむことが出来る街です。
この記事では、私がナントで実際に訪れて美味しかったお店を紹介します。
ローカルなレストラン Bistrot Delorme
中心部から少し外れたところにある、地元の人で賑わうビストロ。
手頃な価格でボリューム満点の2-3コースのメニューを楽しむことが出来ます。
上の写真は前菜に注文したウサギ肉のパテ。コクがあって、とってもおいしかった〜!
メインはフランスらしくタルタルステーキを注文。
サラダと一緒にもりもりのフレンチフライがサイドに盛られるのが、なんともフランスらしい!
ローカルなビストロに行きたいときにおすすめです。
ナントで一番有名なレストランといえばLa Cigale
セミという名前のこちらのレストランは、ナントで一番有名なレストランとして知られています。
街の中心部に位置しており、近くを通ると誰もが華やかな外観に目を惹かれるはず。
店内はセミをモチーフにした装飾がたくさん。セミは幸せの象徴なのだとか。
ブルーを貴重としたタイルがかわいくて、ついつい写真を撮りたくなってしまいます。
海鮮盛り合わせを食べている人が多かったのですが、我々はとりあえず牡蠣を。
いくつか産地を選んだのですが、クリーミーなものからフレッシュなものまで食べ比べを楽しむことができました。
メインもシーフードにしてみました。こちらも美味!
ナントで一番有名なレストランとして知られていますし、観光で訪れたら一度は訪れてみてほしいレストランです。
ガレットは食べておきたい!Au Vieux Quimper
ブルターニュ地方の名物といえば、ガレットとシードル(りんごのお酒)。
日照時間が短いブルターニュ地方では小麦より蕎麦の栽培に向いているため、そば粉で作られるガレットが伝統的な料理として定着しました。
また、同じ理由でぶどうよりりんごの生産が盛んになったため、シードルがよく飲まれています。
シードルはグラスではなく"ボレ"と呼ばれる陶器のボウルで飲むのが一般的。
その昔、ガラスで出来たグラスは庶民には高価だったため、素焼きのボウルでシードルを飲んでいた習慣が今でも続いているのだそう。
こちらのレストランはナントのガレット専門店が集まるエリアの一角にあり、開店と同時に満席になるくらいの人気っぷり。できれば予約しておきたいところ。
おかず系から甘いものまで、メニューがたくさんあるので目移りしてしまいます。
以上、ナントの美味しいおすすめレストランでした!
このブログがナントでのレストラン選びの参考になれば幸いです。