私がポルトガル旅行でハマったもの、それはなんと言ってもオヴォシュ・モーレシュ!
オヴォシュ・モーレシュと聞いて「なんのことやら?」とピンと来ない人もいるかと思いますが、私もポルトガル旅行に行くまではその存在すら知りませんでした。
Ovos Moles(オヴォシュ・モーレシュ)はポルトガルに15世紀から伝わる伝統菓子。
この記事では、私がポルトガルで病みつきになったオヴォシュ・モーレシュについて綴ります。
私がオヴォシュ・モーレシュを知ったのは、このお菓子が生まれたポルトガルのAveiroという街を訪れた時のことでした。

アヴェイロはポルトガルのヴェニスとも呼ばれる、水の都。
運河の小舟ツアーが人気で、観光客も多く訪れるかわいい街です。
ポルトから電車で1時間半ほどで行くことが出来ます。

アヴェイロ駅はアズレージョが美しいことで有名。写真を撮るのは影にならない午後がおすすめ。
駅から街の中心部へ歩いて行き、一つのカフェに辿り着きました。
ローカルな佇まいのこぢんまりとしたCafé a Barrica。
カステラの原型と言われるポルトガル菓子のパン・デ・ローを食べるのが、このカフェを訪れる目的でした。
右がカステラの原型と言われるパン・デ・ロー。左のお皿に乗っている白いお菓子がオヴォシュ・モーレシュです。
しかし私は、肝心のパン・デ・ローより、何気なく一緒に注文したオヴォシュ・モーレシュを美味しいと思ってしまったのです。
これがオヴォシュ・モーレシュにハマるきっかけでした。

モナカのような白い皮に包まれた、濃厚でなめらかな卵ソース。
一口食べてみて、その濃厚さにびっくりしました。
とても甘いのだけれど、甘いだけじゃなくて黄身のうまみがギュッと詰まっています。
お茶受けにぴったり。
パリッとした皮に、なめらかで甘いフィリングがたっぷり……まるでこし餡最中です。
「もしやカステラ同様、最中もポルトガルから伝わったお菓子なのでは!?」と思い調べてみたところ、はっきりとした記録は認められないが、最中との関係性があるのではないかと考えられているのだとか。
カステラ、金平糖、一六タルトなど、ポルトガルの影響を受けている日本のお菓子は本当にたくさんありますね。
オヴォシュ・モーレシュには色々な形があります。
さすがは水の都だけあり、海をモチーフにしたものがたくさん。
様々な貝、お魚、それから丸くてぼてっとした円柱のような形のものはワイン樽なのだとか。
形によって皮とクリームの比率が全く異なるため、味の印象も大きく変わります。
細長い魚型はサクッとした皮の印象が強く、ワイン樽型はよりクリームの重い印象が強くなります。

その後もポルトガル中でオヴォシュ・モーレシュを何度も試しましたが、カフェで提供されているものは長時間ショーケースで保管されているからか乾燥していることが多かったです。
パティスリーで買うフレッシュなものや、お土産用にパッキングされているものが一番美味しいかもしれません。
空港の免税コーナーでも販売されているので、リスボンやポルトで飛行機に乗る前にぜひ探してみてください。
個人的にはリスボン空港のシェンゲン制限区域内で購入できるこちらのお店Confeitaria Peixinhoが一番好きでした👇
本店がアヴェイロにもあるので、アヴェイロに行く予定がある方は要チェックです!
世界にはまだ見ぬたくさんのおいしいものがあるはず!
これからも旅先で現地の食べ物をどんどん味わっていきたいです。



