オーストラリアで働くときに多くの人が必要になるRSA。
RSAとはResponsible Service of Alcoholのことで、アルコールを提供する場所で働く際に必ず必要となる資格です。
ジャパレスだろうが、ローカルレストランだろうが、とにかく、アルコールを提供するポジションで働くためにはこのRSAが必ず必要です。
所持しないでアルコールを提供すると、ペナルティを食らうことに……。
この記事ではメルボルンでのRSAの取得方法と私の体験談を紹介します。
どうやってRSAを取得するの?
取得方法は州によって異なります。
メルボルンが所在するビクトリア州では、講義を受けて試験を受けなければ取得出来ません。
中にはオンラインテストのみでOKな州もあります。
メルボルン内にRSAを取得出来る場所はいくつかありますが、私は調べた中で一番安かったこちらで取得しました。
Hospitality Training Australia
こちらのHPから好きな日程を選んで申し込み、受験します。
人気の日程はすぐに埋まってしまうので、お早めに!
場所もフリンダーストリート駅から近くて便利です。ビルディングの7階にあります。
受験料は$55。(2018年1月現在)
以前は相場自体もっと低かったみたいなのですが、最近はちょっとお高め。
合格証明は、直接オフィスに受け取りに来るか、自宅に郵送するか、講義当日に選べます。
試験の次の日には結果がわかり、試験から約3日後には証明書が用意されます。
実際に受講・受験してみて。体験談。
持ち物は黒のボールペンさえあればオッケー。
開始時刻の15分前には到着しておいてという内容のメールを受け取ったはずなのに、開始時刻を過ぎても結構待たされました(笑)さすがオージー?(笑)
そしてこんな感じのテキストが配布されます。
講義とテスト、合わせて約4時間みっちりです!!
こんなにがっつりの授業なんて久々に受けたから、なんだか新鮮……!
そして私以外の人、みんな英語ペラペラ、というか寧ろ、「他の州から引っ越して来たから必要で〜」とか「新しくお店を開くからそのために必要で〜」というネイティヴスピーカーだらけのクラスにあたってしまいました……。
20人近くの受講生の中で、アジア人は私ともう一人しかいませんでした。めちゃくちゃ不安だったなぁ〜
授業の内容は、様々なアルコール飲料の中に含まれる純アルコール量だとか、アルコールが体に及ぼす影響だとか、酔った人に対する店員の正しい対応方法だとか、アルコール提供の際の決まりなどなど!
オーストラリア人にとっては常識な内容でも、日本の常識とは全く違う部分もあって面白かったり。
特に未成年の飲酒に関しては驚きました。
公共の場であれば15歳以上は保護者同伴なら飲んでもいいって!嘘やろ!と思いました。
あとはアルコール持ち込みOKのレストランがあるとか、ね。
もちろん授業はオールイングリッシュ。
ある程度の英語力がないと理解出来ない内容です。
その上、グループワークもあるので、結構しんどかった……orz
試験は選択問題20門。70%以上正解で合格です。
試験に出てくる重要項目は講義中に先生が強調してくれましたよ。
試験翌日の不合格者メールを受け取らなかったので、合格したことがわかりました。笑
それから試験の約3日後にオフィスを再訪し、RSAゲット!わーい
尚、万が一落ちてしまった場合も、無料で再受験できることが多いようです。
「RSAはシフトに入るまでに取得すればいいよー」なんていう職場もあるようです。
ただ、レジュメにRSA持ってることを書いておくと、「あ、もう持ってるのか、じゃあすぐ働けるね!」なんてことにもなるので、時間に余裕がある内に早めに取得しておくのが吉です◎
まぁ私は結果的にRSAが必要ない職場で働いているんですが……(笑)
私がお仕事をゲットした方法はこちらで紹介しています↓
メルボルンに着いたらまずすることまとめはこちら↓