YMSでロンドンに滞在中ですが、オランダがあまりにも好きすぎて頻繁に遊びに行っているNaoです、こんばんは。
私は美術館巡りが大好きなので、旅行のたびにその土地の美術館になるべく行くようにしています。
先日オランダのフローニンゲンを旅した際に行ったフローニンゲン美術館が、私のお気に入り美術館ベスト10に見事ランクインしました。おめでとう!!
ということで、今回はフローニンゲン美術館を紹介します。
フローニンゲンはオランダの北部にある小さな街です。
大きな大学があるため、ヨーロッパでは学生都市として知られています。
あまりにもたくさんの学生が住む街なため、街の平均年齢は常に30代なのだとか。
フローニンゲン駅を出ると、目の前にフローニンゲン美術館をすぐに確認することができます。
この奇抜な色のブロックの集合体のような建物がフローニンゲン美術館です。
なんというアバンギャルド感……
フローニンゲン美術館の建物は、デコンストラクションという立体パッチワークのようなスタイルの建築物で、複数の建築家の合作です。
美術館自体が貴重な美術作品となっています。
参加している建築家は、アレッサンドロ・メンディーニ、コープ・ヒンメルブラウ、フィリッペ・スタルクなど。
ポストモダンを引っ張っている(いた)錚々たるメンバーです。
こちらが正面入り口です。
なんともインパクト大な趣き……
なんでブラジルの国旗立ってるんだ?って思ったけど、ブラジル国旗ではありませんでした(笑)
正面入り口右側はレストランです。
アメリカンダイナーを思わせるかわいい配色の建物。
"メンディーニレストラン"って、ちゃっかり自分の名前つけちゃってるのね。笑
ゲストは入ることが出来ないようでしたが、中庭のようなスペースがありました。
モザイクの配色がかわいい。
チケットチェックを抜けると、こちらの階段で下の階へ移動します。
モザイクの配色が先ほどの外壁とリンクしています。
パステルピンクのロッカー。
いやいや可愛すぎるでしょう、これは……たまらないです。
インフォメーションカウンターもこんなにかわいい。
展示室もかわいらしい。
このときの特別展の1つは、オランダの女性の政治参加に関するものでした。
こちらは資料室。
テーブルや椅子のデザインもかわいいし、天井に仕掛けられている鏡もなんともたまらない。
ソファもかわいい……
試しに座ってみましたが、若干の閉塞感を感じました。笑
こちらは予約制のイベントスペース。
トロンプルイユ(だまし絵)のレースのカーテンがとてもかわいい。
こちらは本物のレースのカーテンで仕切られている展示室。
展示室そのものが面白くて、作品に集中できなかった(笑)。
地下の展示室に続く廊下。
パウダーブルーで統一されていてとてもかわいい。
エレベーターはミントグリーン。
ああ、なんていちいち可愛いんだろう。
どこを切り取っても抜かりなく隅々までかわいい。
恐ろしい美術館だ。
入場料は大人15ユーロ。
チケットはウェブサイトにて事前購入可能です。
ウェブサイトはこちら。
ウェブサイトもパッチワークのような構造になっていて、美術館のコンセプトとリンクしています。必見!
フローニンゲン美術館は錚々たるメンバーによる素敵な美術作品なのですが、この美術館がそこまで有名じゃないのはどうしてだろう。
もっとたくさんの人に訪れて欲しいな……
なお、フローニンゲン駅も、とっても素敵なので、ぜひチェックしていただきたい。
この美術館とは真逆でめちゃめちゃクラシックですが。