遅ればせながら、今年もオランダGPに現地参戦してきましたー!
ということで、今年も写真多めでオランダGPをのんびり振り返るブログを書きます。
チケットの入手方法や、アクセス方法の状況も織り交ぜてるので、次回のオランダGPファイナルラップ(!)に現地観戦される方の参考になれば幸いです。
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オランダGPのチケット情報
オランダGPのチケットを入手するプラットフォームは主に2箇所。
- オランダGP公式ウェブサイト→ https://dutchgp.com/
- F1オフィシャルチケットウェブサイト→ https://tickets.formula1.com/
オランダGPの公式ウェブサイトは、毎年前の年のチケット購入者が優先して購入できるシステムになっており、2026年分も先行販売は既に終了しています。
F1オフィシャルにはオランダGP公式のような抽選システムがないため、在庫さえあれば比較的チケットは確保しやすいです。
オランダGPの座席は、全日完全指定。
ジェネラルアドミッション(以下GA)のエリアに入るのにも、GAのチケットが必要です(グランドスタンドのチケットではGAエリアに入ることができません)。
しかし、GAエリア以外にも車を観ることができるスポットは結構あるので、FP時にサーキットを歩いて回ると楽しいです。
高額のチケットはホームストレートとArena Grandstandのエリアに集中しています(どちらもそれだけ見応えがあります!)。
人気のある1コーナーはなんとGAエリアなので、GAチケットがないとエリアに入ることが出来ません。
また、ホームストレートはグランドスタンドの中だとメインの入り口やファンゾーンから遠い場所にあり、イベント等はArena Grandstandのエリアでも行われます。
過去にはチームプリンシパルインタビューが、Arena Grandstandで行われたことも!
他の国のサーキットではレースにまつわるメインイベントがホームストレートで行われることが多い中、オランダGPはちょっと違います。
ザントフォールトサーキットへのアクセス

オランダGPは自動車でのアクセスを原則禁止にしているため、サーキットへは電車か自転車(オランダっぽい!)でアクセスするのが基本。
毎年同じですが、GP開催中は毎日アムステルダム中央駅からサーキット最寄りのZandvoort aan Zee駅を結ぶMax Express号(鈍行ですw)が10分おき、多い時は5分おきに出ています。
所要時間は25分ほど。
スタッフさん達が乗車人数をコントロールしているので、座れる可能性が非常に高く車内は割と快適です。
Zandvoort aan Zee駅からサーキットまでは徒歩で移動します。
街中を通るルート(駅を出て右方向、Gate2,3方面)だと約15分、ビーチ沿いルート(駅を出て直進、Gate 1方面)だと約25分です。

こちらが駅を出て右側に進んだ街中を通るGate 2,3方面のルートです。
チケットにゲートナンバーが書いてありますが、どのゲートからも問題なく入場できます。
ファンゾーンに一番近いゲートはGate 2です。
Gate 2はドライバーも必ず通るゲートなので、出待ち入り待ちをしたい人にもおすすめ。

こちらが駅を出て直進したビーチ沿いのルート(Gate 1方面)です。
サーキットまで少し遠回りにはなりますが、海沿いの道がとても気持ちがいいため、天気がいいときにおすすめです。
ここからGate 2の前を通ってGate 1に行くことになるので、Gate 2に行きたい場合でもこのルートは通れます。
持ち物について
オランダGPの所持品検査はなかなか厳しいのですが、ロッカーの用意もなく、チケット読み取り後に検査があるので注意が必要です。
雨具はカッパのみ(傘は全面的に禁止)、カメラはレンズ取り外しが出来るものはNG、飲食物は500ml以下のプラ製の水のボトルのみ持ち込みOK、などなど・・・。
持ち込みが禁止されているものが多いので、荷物はなるべく小さくまとめておくのが良さそうです。
オランダGPのサーキット飯

ターキッシュピザ(左)とケバブ(右)
鈴鹿に比べるとサーキット飯が基本的に寂しい海外GP、、、
しかし、オランダGPは海外GPにしてはかなり頑張っています!!
毎年ラインナップが増えているので、食べたいものが増えて嬉しいです。
しかも、アムステルダムの街中での物価を考えると、サーキット飯の価格はかなり良心的!



オランダ名物もしっかり楽しめるのがオランダGPのいいところ!
左から、クロケット(オランダのコロッケ、自動販売機で購入できます)、ハーリング(ニシンの塩漬け)、ポッフェルチェス(一口サイズのパンケーキ)。
どれもおいしいので、ぜひお試しください。

これはArena Grandstandに2024年から登場したチキンサンド。
サクサクのチキンが挟んであるハンバーガーのようなサンドイッチ。
去年おいしかったので、今年も食べてしまいました。
ちなみに、オランダGPでは飲み物は飲み物専用のスタンドでのみ購入することが出来ます。
入場時に飲み物の容器代がタダになるトークン(コイン)を1枚もらえます。
容器を返却すると(どこのドリンクスタンドでもOK!)またコインをもらえる仕組みになっており、リサイクルにも力が入っています。
食べ物のブースには食べ物しか売られていないので、かなり効率よく回転してスムーズです。
この合理的なところが、なんともオランダらしい!
2025年のオランダGPの様子

最近はオスカー・ピアストリとジョージ・ラッセル推しな私ですが、去年はピアストリネイルだったので今年はメルセデスネイルにしてみました。

年がら年中天気が悪いオランダですが、今年は3日間とも大雨は降らず、気温も高すぎず低すぎず、かなり過ごしやすかったです。
オランダGPは5回目でしたが、これまでで一番快適だったかもしれません。(去年と一昨年は大雨でずぶ濡れになりました。。)

Gate 2でドライバーの出勤を待機!




今年もほぼ全てのドライバーの出勤を確認することが出来ましたが、一番嬉しかったのが、角田くんがこちらの日本語での声援に「ありがとう!」と答えてくれたこと!!🥹
一生の思い出になりました。
また、毎年一度も観ることがなかったマックス・フェルスタッペンが、今年は姿を現しファンに手を振ってくれました!



こちらはドライバーズQ&A(インタビュー)の様子。
大体午前中に3日に分けて行われることが多かったこのイベント、今年は金曜と土曜日の2日間の午前中にぎゅっと詰めて行われました。



American Expressカードオーナーは、このステージを眺められる席を予約できるようになっていました!
このシステムに気付くのが遅く、私は予約できなかったのですが。。



日本GPのように激混みしないので、30分も前から待機すればかなりいい場所でインタビューを観られますし、15分前のスタンバイでも毎年結構前の方に行けるなぁという肌感。
来年はオランダGP最後の年なので、もっと混むかもしれませんね。。

チームプリンシパルインタンビューは、今年はファンゾーンにて。


今年だけの仕様かもしれませんが、Arena Grandstand裏に並ぶモーターホームからRed BullとRacing Bullsのドライバーとスタッフ達がファンサしてくれました!!
他のチームはモーターホームの構造上、ドライバー達が出入りする場所は裏からは観られないようになっていましたが、なんとRed Bullだけ裏から出入り出来るようになっており!
Red Bullファミリーの全てのドライバーと代表、そしてヨス・フェルスタッペンまで手を振ってくれました。

オランダGPといえば、このバンク!やっぱりかっこいい。

Eastside Outの向かい側のエリアは、車が近くで観られて迫力がある私のお気に入りポイントです。

Mental TheoのDJ中にHakken(ダンス)をするマーシャルたち。
踊るマーシャルが観られるのは、オランダGPだけ!!(?)

今年チケットを取ったArena Grandstandからの眺め。
かなりゾーンが広いチケットなので、どこの席になるかは正直賭けなのですが、今回大当たりでした!

帰りにアムステルダムの街中で見かけたマックスの広告
今年も3日間、楽しかったー!
来年のラストGPもチケットは確保済み!
現地観戦されるみなさん、よろしくお願いします!



