エストニアの首都、タリン。
ヘルシンキからフェリーでたった2時間で行けることから、ヘルシンキからの日帰り旅行先として人気が高い都市です。
アルコールの税金がフィンランドより低いことから、フェリーでタリンへアルコール飲料を仕入れに行くフィンランド人も多いのだとか……!
(実際に帰りのフェリーでは、アルコール飲料を箱買いして持ち帰るフィンランド人をたくさん見かけました🤭)
この記事では、ヘルシンキからタリンへ日帰り旅行をする際のポイントと、人気の観光地をまとめて紹介します。
- タリンってどんな街?
- ヘルシンキからの日帰り旅行で注意すること
- フェリーの予約方法
- フェリーに乗って、さぁ出発
- 中世の食事を楽しむRestoran Olde Hansa(オルデハンザ)
- 職人たちの中庭(Meistrite Hoov)
- 聖カタリーナ通り(St. Catherine's Passage)
- 西洋最古の薬局Town Hall Pharmacy
- アレクサンドル・ネフスキー大聖堂(Aleksander Nevski katedraal)
- コフトウッツァ展望台
- パットクリ展望台
- タリンで一番古いカフェ Cafe Maiasmokk
- 帰りはフェリー内のレストランでゆっくりと
- さぁ、タリンへの日帰り旅を計画しよう!
タリンってどんな街?

ヘルシンキからフェリーで2時間で行けるエストニアの首都タリン。
中世の街並みが綺麗に残っているタリンの旧市街地の歴史地区は、世界遺産に登録されています。
石畳に、パステルカラーの建物が立ち並ぶ様子は、街歩きをするだけで心が躍るかわいさです。
タリンはハンザ同盟都市として13〜16世紀に繁栄しましたが、その後スウェーデンやロシアからの支配を受けます。
強国の支配下にあり国の発展が止まった影響で、タリンの中世の街並みはここまで綺麗に残っていると言われています。
歩いているだけで楽しくなってしまうかわいい街並みには、皮肉にも暗い歴史が刻まれています。
ヘルシンキからの日帰り旅行で注意すること
ヘルシンキからタリンへの日帰り旅行を計画するときに、特に気をつけておきたいポイントが2つあります。
- フェリー乗り場には最低でも30分〜1時間前には到着しておかなくてはならない
- タリンの街の中心部からフェリー乗り場までは徒歩で30分ほどかかる
これらを考慮すると、例えばタリンでの滞在時間が5時間あったとしても、実質観光に使える時間は3時間半〜4時間程度ということになります。
タリンの滞在時間の目安はこちら👇
- 駆け足で観光するなら4時間
- 昼食はしっかり摂って、さらっと観光したい場合は5時間
- レストランやカフェにも行って、しっかり観光したい場合は6〜7時間
私は往路は10:30 - 12:30、復路は19:30 - 21:30のフェリーを予約し、タリンには7時間滞在しました。
レストランとカフェでゆっくり過ごし、観光地も満遍なく回り、タリンのフェリー乗り場にも余裕を持って戻ってこられました。
フェリーの予約方法
ヘルシンキ・タリン間のフェリーを運営しているのは下記の3つの船会社。
- Tallik Slilja Line(少しお高め、ラグジュアリー系)
- Viking Line(中間)
- Eckerö Line(安くて気軽)
価格帯が分かれていますが、どの会社も所要時間は2時間ほど。
下記のウェブサイトDirect Ferriesでは、全ての船会社の価格と時刻をまとめて検索できて便利です。
ここから直接チケットを予約してもいいですし、船会社の公式ウェブサイトから予約するのも◎。
私はDirect Ferriesでどの船に乗るかを決め、船会社の公式ウェブサイトからチケットを予約しました。
フェリーに乗って、さぁ出発

ヘルシンキ市内中心部からフェリーターミナルまでは、トラムで約30分ほど。
ターミナルにはフェリー出航時刻の1時間くらい前には余裕を持って到着しておきたいところ。
夏場のピークシーズンは席を確保するのが難しいこともあるため、自由席の場合は早めに並んでおくと吉。
私が乗船したのは8月中旬でピークを少しすぎた頃でしたが、それでも席はかなり混雑していました。

船内はまるで一つの小さな街。
レストランやカフェが充実しているのはもちろん、バー、ショッピングエリア(免税店)、眺望デッキなど、さまざまなセクションがありました。
免税のショッピングエリアは、マリメッコやイッタラなど人気のフィンランドブランドも多数取り扱いあり。
免税のお陰でフィンランド国内で購入するより随分と安かったので、フェリー内でお買い物をするのは賢い選択かもしれません。

一通りフェリー内を歩いて回ったあとは、比較的空いていた最上階のバーエリアでゆっくりと飲み物を楽しみながら、のんびりとフェリー内での時間を過ごしました。
タリンのフェリーターミナルからタリン中心部は徒歩で25〜30分ほど。
街並みを楽しみながら歩けるので、体感は15分くらいだったように思います。
まずは腹ごなしにレストランへ……!
中世の食事を楽しむRestoran Olde Hansa(オルデハンザ)

タリンを観光で訪れた人がこぞって訪れるレストランといえば、こちらのオルデハンザ。
薄暗い店内に足を踏み入れると、15世紀にタイムスリップできます。
店内の装飾から、メニュー、店員さんの言葉遣いまでこだわっており、徹底した世界観づくりに圧倒されます!
まるでコンカフェのようなレストラン。タイミングがよければ、古楽器の生演奏も聴けます。

15世紀の料理を再現したというメニューは、エルクやラム、熊(!)などの肉料理がラインナップの中心。食器も凝っています。
慣れない料理名ばかりで注文に手こずったけれど、どれも美味しかったです!
特にスープは2種類とも美味しかったので、おすすめします。
予約しておくと安心👌
職人たちの中庭(Meistrite Hoov)
食事を終えたら、タリンの街を散歩してみましょう。

小さなトンネルを抜けた先にある、タリンの職人たちの中庭と呼ばれるエリア。
芸術家や職人のアトリエやショップが集まっており、カフェや買い物を楽しむことが出来ます。
歩くだけで楽しくなるかわいいエリアです。
聖カタリーナ通り(St. Catherine's Passage)

こちらの聖カタリーナ通りは、タリンの旧市街で最も美しいと言われている通りです。
石畳と石で作られた壁に囲まれ、アーチがいくつもあるこの通りは、中世の雰囲気がそのまま残っていて歴史を感じることが出来ます。
西洋最古の薬局Town Hall Pharmacy
写真を撮るのを失念してしまいましたが、西洋最古の薬局にも立ち寄ってみました。
15世紀から営業を続ける歴史のあるお店です。
アレクサンドル・ネフスキー大聖堂(Aleksander Nevski katedraal)

ロシア正教会(オーソドックス)の教会。内部の写真撮影は禁止されていました。
オーソドックスの教会の中に入るのが初めてだったので、カトリックやプロテスタントとは違う真新しい内装がとても新鮮でした。
コフトウッツァ展望台

タリンには人気の展望台が2つあり、コフトウッツァ展望台はその内の一つ。
カモメが遊びに来ることが多いからか、カモメを含んだショットがよくSNSに上がっています。
私も例に漏れず、タリンの旧市街をバックにカモメさんをパシャリ。
パットクリ展望台

もう一つの人気の展望台はこちら、パットクリ展望台です。
なかなかに長い階段を登らないと辿り着けませんが、頂上では足の疲れが吹き飛ぶほどに美しい景色を楽しむことが出来ます。
旧市街を一望できる展望台、ぜひチャレンジしてみてください。
タリンで一番古いカフェ Cafe Maiasmokk

旧市街地に戻り、落ち着いたカフェでゆっくり過ごして休憩しました。
Cafe Maiasmokkはタリンで一番古いカフェ。
クラシカルな内装がシックでかわいい!
ちなみにこのカフェ、ロシア大使館の目の前にあるのですが、昨今の戦争の影響を受け、ロシア大使館がとんでもないことになっていました。
建物が反戦を訴える抗議のポスターで埋め尽くされていました。
警察が常に警備にあたっており、シリアスな雰囲気が漂っていました。

カフェでゆっくり過ごしたのにも関わらず意外と時間が余ってしまったので、公園に行ってみたり、スポーツイベントを観たり、タリン市内をさらに散歩して過ごしました。
7時間の滞在だと余裕はありましたが、ちょっぴり時間を持て余すかもしれません。
フェリーターミナルに徒歩で早めに向かい、のんびりとフェリーを待ちました。
帰りはフェリー内のレストランでゆっくりと


復路のフェリーは、チケット購入時にレストランを予約しておきました。
これが大正解!
ゆっくりとテーブルについて食事を摂れるので座る席を探さなくてもいいですし、レストラン内は混雑していないのでのんびり過ごすことが出来ました。
値は少し張りますが、フェリー内での過ごし方としてこれはかなりおすすめ。
窓側の席に通してくれたので、景色も楽しむことが出来ました。
ヘルシンキ着は21:30。
トラムでホテルに戻り、ゆっくりと日帰り旅の疲れを癒しました。
さぁ、タリンへの日帰り旅を計画しよう!
タリンは日帰りでも観光を楽しめるコンパクトな街です。
ヘルシンキからちょっと足を伸ばして、中世の街並みを楽しんでみませんか。
このブログがタリン旅行の計画の参考になれば幸いです。



