子宮頸がん検診、受けてますか?
子宮頸がんはリンパに転移しやすいため、全身に転移する可能性が高く、非常に恐ろしいガンの一つです。
しかし、早期発見が可能なガンなので、定期的に検査することが強く勧められています。
私は今から6年ほど前に軽度病変の疑いのある細胞が見つかり、それを取り除く手術を受けました。
不正出血や生理不順などは全くなかったため、検査を受けなければ一切気付かなかったと思います。
それから毎年一回は必ず検査を受けるようにしています。
イギリスでは無料で子宮頸がん検診を受けられることをご存知でしょうか。
YMS勢ももちろん対象です。
3年に一度無料で受けることが出来るため、YMSの2年間の滞在中に一度は受けられます。
私は登録してあるGPからテキストとレター両方で子宮頸がん検診についてのお知らせが届きました。
ちなみに子宮頸がん検診は英語でCervical ScreeningやSmear Testなどと言われます。
テキストとレターは、両方とも「とても大切なCervical Screening、必ず受けてね!予約するには電話してね!」という内容でした。
私はピル処方の定期検診のために病院へ行く必要があったため、その時に一緒に子宮頸がん検診もしてもらいました。
検査当日。
婦人科などではなく、いつものGPでの検査なので、日本によくある特別なベッドなどの用意はありませんでした。
紙タオル?のようなものをかけられ、あっという間に終了。
少し痛みはあったものの、30秒くらいで終わるので、我慢できる範囲でした。
約1ヵ月後、レターにて結果が届きました。
結果はpositive(陽性)。
更には、"abnormal cellsが見つかったので二次検査を申し込んでください"とのこと。
"二次検査の詳細は2週間以内にレターでまた知らせる、2週間以内にレターが届かない場合は登録してあるGPに連絡してください"と書いてありました。
去年は大丈夫だったのに、6年経ってまた異常な細胞が見つかってしまいました。
もうそろそろ大丈夫だろうと思った頃に、また復活してしまいました。
でも、異常が見つかってよかった、早めに気付けて本当によかった。
子宮頸がんの疑いが少しでもあるということで、すぐさまピルの服用を中止しました。
これを読んでいる方で、GPからのcervical screeningのお知らせを無視している人は、今すぐ検査を受けてください。
今も私に症状は一切ないし、検査してみないことには何もわかりません。
とにかく早く見つけられるかどうかがカギです。
せっかく無料なんだし、受けておきましょうよ。私からのお願いです。
ちなみに、イギリスではSTD検査も無料で受けられるので、パートナーがいる方はぜひとも受けてください。
さて、子宮頸がん検診のその後の流れは以下の通り。
これから書く内容はちょっとだけグロテスクなので、苦手な人は読まないでください。
イギリスなのでなんとなく予想はしていたけれど、2週間にレターは届かずw、GPに電話しました。
GPに案内された病院に電話をかけ、事情を説明→その2週間後に予約確定のための電話がかかってきて、二次検査の日時が決まりました。
一次検査から二次検査まで2ヶ月以上の間が空いてしまっていました。
二次検査はコルポスコピー検査。これは英語でも同じくcolposcopyと言います。
子宮頸部をカメラで拡大して見る検査です。
カメラで観察して異常が見つかれば、その箇所の組織を採取し、検査に出します。
コルポスコピー検査当日。
今度はGPではなく病院での検査だったので婦人科専用のベッドはあったものの、もちろん電動でもなんでもなく、日本には必ずある仕切りのカーテンも一切なし。
開放的なスペースでの検査でした。
もちろん同じ空間にはお医者さんと看護師さんしかいないんだけれども(笑)。
カメラで観察し、異常な箇所が見られたので、組織を採取されました。
コルポスコピー検査を経験するのは二度目でしたが、激痛すぎて終始顔をしかめていました。
しかも、結構な量の出血。え?なんで?
日本でコルポスコピー検査を受けたときはほぼ出血しなかったし、痛みもほとんどなかった記憶があるんだけれど……。
出血はその後4日間続きましたが、イギリスではこれが普通みたいです。
検査前に届いたブロシュアに「組織を採取した場合は、数日間出血が続く」と書いてありました。
無料なのはありがたいけど、なぜ同じ検査でここまでの差がある……?笑
結果は4週間以内にレターで届くのだそう。ほんとかな?笑
軽度異形成だといいんだけれども……。
色々わかったらまた後日談を書こうと思います。
最後までお付き合いありがとうございますm(_ _)m