ドイツには日曜閉店法というものがあり、基本的に日曜日はどこもお休みです。
そのため、日曜日にドイツを観光するとなると、出来ることがどうしても限られてしまいます。
ドイツの隠れた首都"ミュンヘン"も、大きなスーパーマーケットや薬局など週末も営業しているお店が増えてはきましたが、やはり基本的にはどこもお休み。日曜日にできることは限られています。
そこで、私がオススメするのは、日曜日のミュージアム巡り。
なんと、ミュンヘンには日曜日だけ1ユーロで入場できる美術館と博物館がたくさんあります。
通常10ユーロ以上する入場料が1ユーロになるなんて、とってもお得!
日曜日に1ユーロで入場出来る美術館・博物館リスト
ブランドホルスト博物館の前でくつろぐ人々
日曜日に1ユーロで入場出来る美術館と博物館は下記の通り。
- Ägyptisches Museum(バイエルン州エジプト美術収集館)
- Alte Pinakothek(アルテ・ピナコテーク)
- Antikensammlungen(州立古代美術博物館)
- Archäologische Staatssammlung München(考古学博物館)
- Bayerisches Nationalmuseum(バイエルン州立博物館)
- Glyptothek(グリュプトテーク)
- Museum Brandhorst(ブランドホルスト博物館)
- Museum für Mensch und Natur(自然史博物館)
- Neue Pinakothek(ノイエ・ピナコテーク)
- Pinakothek der Moderne(ピナコテーク・デア・モデルネ)
- Sammlung Schack(シャック・ギャラリー)
- Staatliches Museum für Völkerkunde(バイエルン州立民族学博物館)
- Staatliche Münzsammlung München(ミュンヘン国立貨幣博物館)
13もの美術館・博物館が、日曜日は入場料金1ユーロです!
バラエティ豊かなラインナップは、さすがミュンヘンといったところ。
美術にあまり詳しくなくてどこに行けばいいかわからないという人には、有名近代絵画を多く鑑賞できるNeue Pinakothek(ノイエ・ピナコテーク)に行くことをおすすめします。
ミュンヘンでおさえておきたい美術館3選
ミュンヘン三大美術館と言えば、やはり3つのピナコテークです。
ピナコテークとはミュージアムの意味で、ミュンヘンにはアルテ(古い)、ノイエ(新しい)、モデルネ(モダン)のピナコテークが存在します。
日曜日の朝からスタートすれば、一日でこの3つの美術館をめぐることも可能です。かなり疲れますが……(笑)。
Alte Pinakothek(アルテ・ピナコテーク)
3つの中で最も古い美術館、アルテ・ピナコテーク。世界でも最古の部類に属するのだそう。
世界7大美術館の1つであり、お屋敷のように大きな建物が特徴。とても広いので、迷子になってしまいそうになります。
14〜18世紀のキリスト教関連の宗教画中心のコレクションです。ルーベンスの「最後の審判」は必見!
Neue Pinakothek(ノイエ・ピナコテーク)
アルテ・ピナコテークの次に建てられたのが、こちらのノイエ・ピナコテーク。 アルテ・ピナコテークの向かい側に存在します。
18〜20世紀の作品を中心としたコレクションです。
モネ、セザンヌ、ルノワールといった、近代絵画の巨匠たちの絵画が多数展示されています。
一番の見所はやはりゴッホのひまわり。必見です。
Pinakothek der Moderne(ピナコテーク・デア・モデルネ)
3つの中で一番新しいのがピナコテーク・デア・モデルネです。 2002年に開館したとても新しい美術館。
アルテ・ ピナコテークのお隣に位置します。
自然光が降り注ぐ円形状の建物が特徴的。作品だけでなく、ぜひ建物にも注目してみてください。
1階にはおしゃれなカフェもあり、いつも多くの人で賑わっています。
モダンアートやグラフィックデザインなど、様々な分野のアートを鑑賞できます。ピカソの作品もコレクションされています。
モダン〜コンテンポラリーが好きな人にはたまらない美術館です。
ミュンヘンにはたくさんのミュージアムがあるだけでなく、日曜日は格安で鑑賞できるという美術館・博物館好きにはたまらない街です。
日曜日はミュンヘンでお得にミュージアム巡りをしてみてはいかがでしょうか。
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