ワーホリハンターなう

海外生活と旅行のブログ

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オランダで年に一度こいのぼりがあがる日「Visserijdagen」

暇さえあればオランダに遊びに行ってるロンドン在住のNaoです、こんばんは。 

先日オランダ北部フリースラント州にあるHarlingen(ハルリンゲン)という街に遊びに行ってきました。

 

フリースラント州はオランダでもちょっと特殊なフリース人が住む地域に属しており、人々はフリジア語を話します。(フリジア語は英語に近いオランダ語らしい。)

しかし、このハルリンゲンはフリース人よりハルリンゲン人としての意識が高く、独自の言語(フリジア語の方言)を話します。

 

 

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ハルリンゲンはとっても小さな港町。

街並みがいちいち可愛らしい。 

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そして、街全体がとってもクリーン! 

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これまで色んな都市を旅してきましたが、こんなに可愛くてクリーンな街はなかなかありません。

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私がこの日、ハルリンゲンに遊びにきたのは、この街で一番大きなお祭りが催されるから。

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「Visserijdagen」と呼ばれるこのお祭りは、年に一度8月にハルリンゲンの漁業の繁栄をお祝いするためのもの。

Visserijdagenは英語だとFishing Daysという意味。 

お祭りのウェブサイト→ Visserijdagen Harlingen | Visserijdagen Harlingen

 

このお祭りはハルリンゲンの人々にとって、とても大事なお祭りなのだそう。

年に一度老若男女問わず皆がクレイジーになれる日なんだって。

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屋台や移動式遊園地がずらりと並び、街全体が賑わいます。 

 

バーやレストランはどこも大繁盛。

暗くなると花火があがります。

街中にいくつもライブステージが用意されており、夜遅くまで音楽が鳴り響きます。 

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フィッシングデーということで、もちろん、オランダ名物のHarling(ハーリング:手前)、Kibbeling(キベリング:奥)の屋台もあります。

 

私はこのハーリングとキベリングが大好き!この日食べたキベリング、衣はさくさく、中身はホクホクでおいしかったなぁ。 

 

さて、このお祭りVisserijdagenですが、私はあることに気が付きました。

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鯉のぼりあがっとるやんけ〜〜〜!!! 

 

あの、端午の節句でおなじみの鯉のぼりさんが、ハルリンゲンのありとあらゆるところであげられているのです…… 

 

理由は謎。

現地の人にも色々聞いてみたけど、彼らはそもそも鯉のぼりが日本のものだってことすら知らなかったため、何も情報を掴めず……。 

 

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オランダの国旗と一緒に揚げられた鯉のぼりさん。

 

きっと彼らのことだから、「お、ちょうどいいのあるや〜ん!」っていうシンプルかつ明確な理由で簡単に鯉のぼりをVisserijdagenに採用したんだろうな。

 

いやぁ、もっと写真撮っておけばよかった。笑

日本人にとってはなんとも奇妙で趣深い光景でした。