ワーホリハンターなう

海外生活と旅行のブログ

“私がドイツで盗まれた二つのもの”
“映画や音楽などのタイトルにおける冠詞による意味の違い”
“3カ国でのワーホリ中に経験したトラブル集”
“ワーホリ経験者による英語圏5カ国徹底比較!”

【フローニンゲン美術館】オランダで一番おしゃれな美術館

YMSでロンドンに滞在中ですが、オランダがあまりにも好きすぎて頻繁に遊びに行っているNaoです、こんばんは。

私は美術館巡りが大好きなので、旅行のたびにその土地の美術館になるべく行くようにしています。

先日オランダのフローニンゲンを旅した際に行ったフローニンゲン美術館が、私のお気に入り美術館ベスト10に見事ランクインしました。おめでとう!!

ということで、今回はフローニンゲン美術館を紹介します。

 

 

フローニンゲンはオランダの北部にある小さな街です。

大きな大学があるため、ヨーロッパでは学生都市として知られています。

あまりにもたくさんの学生が住む街なため、街の平均年齢は常に30代なのだとか。

 

フローニンゲン駅を出ると、目の前にフローニンゲン美術館をすぐに確認することができます。

f:id:whhunternow:20190815035039j:image

この奇抜な色のブロックの集合体のような建物がフローニンゲン美術館です。 

なんというアバンギャルド感……

 

フローニンゲン美術館の建物は、デコンストラクションという立体パッチワークのようなスタイルの建築物で、複数の建築家の合作です。

美術館自体が貴重な美術作品となっています。

 

参加している建築家は、アレッサンドロ・メンディーニコープ・ヒンメルブラウフィリッペ・スタルクなど。

 

ポストモダンを引っ張っている(いた)錚々たるメンバーです。

f:id:whhunternow:20190815035049j:image

こちらが正面入り口です。

なんともインパクト大な趣き……

なんでブラジルの国旗立ってるんだ?って思ったけど、ブラジル国旗ではありませんでした(笑)

f:id:whhunternow:20190815035056j:image

正面入り口右側はレストランです。

アメリカンダイナーを思わせるかわいい配色の建物。

"メンディーニレストラン"って、ちゃっかり自分の名前つけちゃってるのね。笑

f:id:whhunternow:20190815035026j:image

ゲストは入ることが出来ないようでしたが、中庭のようなスペースがありました。

モザイクの配色がかわいい。 

f:id:whhunternow:20190815035034j:image

チケットチェックを抜けると、こちらの階段で下の階へ移動します。

モザイクの配色が先ほどの外壁とリンクしています。

f:id:whhunternow:20190813095343j:image

パステルピンクのロッカー。

いやいや可愛すぎるでしょう、これは……たまらないです。

f:id:whhunternow:20190815035315j:image

インフォメーションカウンターもこんなにかわいい。

f:id:whhunternow:20190815035043j:image

展示室もかわいらしい。

このときの特別展の1つは、オランダの女性の政治参加に関するものでした。

f:id:whhunternow:20190813095347j:image

こちらは資料室。

テーブルや椅子のデザインもかわいいし、天井に仕掛けられている鏡もなんともたまらない。

f:id:whhunternow:20190815035052j:image

ソファもかわいい……

試しに座ってみましたが、若干の閉塞感を感じました。笑

f:id:whhunternow:20190815035235j:image

こちらは予約制のイベントスペース。

トロンプルイユ(だまし絵)のレースのカーテンがとてもかわいい。

f:id:whhunternow:20190815035029j:image

こちらは本物のレースのカーテンで仕切られている展示室。

展示室そのものが面白くて、作品に集中できなかった(笑)。

f:id:whhunternow:20190813095353j:image

地下の展示室に続く廊下。

パウダーブルーで統一されていてとてもかわいい。

f:id:whhunternow:20190813095350j:image

エレベーターはミントグリーン。

ああ、なんていちいち可愛いんだろう。

どこを切り取っても抜かりなく隅々までかわいい。

恐ろしい美術館だ。

 

入場料は大人15ユーロ。

チケットはウェブサイトにて事前購入可能です。

 

ウェブサイトはこちら。

ウェブサイトもパッチワークのような構造になっていて、美術館のコンセプトとリンクしています。必見!

http://www.groningermuseum.nl

 

 

フローニンゲン美術館は錚々たるメンバーによる素敵な美術作品なのですが、この美術館がそこまで有名じゃないのはどうしてだろう。

もっとたくさんの人に訪れて欲しいな……

 

なお、フローニンゲン駅も、とっても素敵なので、ぜひチェックしていただきたい。 

この美術館とは真逆でめちゃめちゃクラシックですが。