(最終更新日:2020年3月24日)
留学・ワーホリでバンクーバーに長期滞在となると、まず一番初めにぶつかるのが家探しですよね。
家探しは本当に大変です。
この記事では、私の実体験を元に家探しに関する情報を紹介します。
滞在方法は主に3つ!
長期滞在の際、住む場所としてメジャーなのが下記の3つ。
- ホームステイ
- 学生寮
- シェアハウス
アパートを借りて一人暮らしすることも可能ですが、資金がかかりすぎることと、1年あまりの滞在となるとどうしても難しいため、メジャーではありません。私の周りでアパートを借りている人は一人もいませんでした。(トライしていた人はいましたが……)
それぞれのメリット、デメリットを詳しく説明していきます。
ホームステイ
主に学校や留学エージェントを通して手配するため、学校に通わない場合はホームステイは比較的難しいと言われています。
実際に私も複数のエージェントにホームステイのみの契約を問い合わせてみたことがありますが、どこもNGでした。
かなりレアなケースではありますが、個人で手配することも可能です。
バンクーバーに既に友人がいる場合や、バンクーバーに留学・ワーホリに行ったことがある友達がいる場合は、一度尋ねてみるのも手!クラシファイドで稀に見かけることもあります。
バンクーバーに実際住んでいるファミリーにお世話になるので、とっても頼りになります!しかも英語環境!
基本的にはシングルルームで、バスルームはシェアであることがほとんど。
追加料金を支払えば食事をつけることができるので(2食・3食などファミリーによって異なります)、一番最初の短期の滞在先としてはベストかもしれません。
しかし、そのファミリーと相性が合うかどうかは実際に暮らしてみないとわかりません。当たり外れが激しいのがホームステイのデメリットです。
私の友人でホームステイ当たりだった人たちは、語学学校を卒業した後、個人契約に変更して帰国まで滞在期間を延長していました。
逆に合わなかった人たちは、エージェントに相談してステイ先を何度も変えてもらったり、契約より短い期間で家を出て行っていました。
あくまでも私の周りの話ですが、ホームステイが当たりだった子達は5人に1人か2人くらいです……
メリット
- 英語環境!
- 基本的にシングルルーム
- 食事を申し込むことができるので、食事の心配をしなくていい
- 気に入ったら語学学校を卒業した後も個人で契約して延長できる家庭が多い
デメリット
- 当たり外れが激しい
学生寮
学校が管理している学生寮に住むパターンです。
バンクーバーで学生寮を所持している語学学校はかなり少ないので、学生寮を利用したい場合は行く学校がかなり限られてきます。
学生寮のある学校として有名なのがCCELと、UBC付属のELIです。
どの国籍の子が同室になるか、わかりません。そのため、英語環境にならないという可能性も。
しかし同じ学校に通う子しか寮には住んでいないので、友達がすぐにできるというのは大きなメリット!また、学校が管理している寮なので、学校へのアクセスも良いです。
私はバンクーバー滞在の最初の3ヶ月はCCELの学生寮に滞在していました。
古い建物でお世辞にも綺麗とは言えませんでしたが(笑)、3ヶ月住む分には十分でした。
また、学校のある平日は朝食と昼食がついていたため、自炊は夕食のみでOKというのも大変助かりました。
一番問題だったのが、ルームメイト!これについてはたくさんのエピソードがありますが、割愛(笑)。もちろん、相性のよいルームメイトに恵まれた時期もありました。その子達とは未だに連絡を取り合う仲です。
メリット
- 同じ学校に通う人が住んでいるので、すぐに友達ができる
- 学校へのアクセスが良い
- 朝食と昼食がつくことがある
- シングルルームもある
デメリット
- 行く学校が限られる
- 大抵は古い建物なので、綺麗とは言い難い
- ルームメイトとの相性・英語環境になるかどうかは運次第
シェアハウス
「最初の1〜3ヶ月をホームステイや学生寮で過ごし、その後シェアハウスへ引っ越し」
というのが、ワーホリメーカーや留学生のメジャーなプランです!
メリットデメリットはそのシェアハウスによって大きく異なるため、ここでは省略。
下記はバンクーバーでの家探し(シェアハウス)の方法・コツを説明します。
家探しの方法
シェアメイトを募集しているお家を探す→見学→契約!
というのがバンクーバーの家探しの主な流れ。バンクーバーのシェアハウスは月契約であることがほとんどなので、「⚪︎月1日〜募集中」ということが多いです。(交渉次第で入居日は多少の前後がOKな場合も。)
引っ越し希望日の1ヶ月半くらい前から家探しを始めておくと良いでしょう。
オススメのサイト
シェアルーム探しにメジャーなのが下記の3つ!
JPカナダとe-Mapleカナダは日本語サイトです。craiglistは英語サイト。
チェックポイント
自分の条件に合った物件かどうか、細部まで確認することが大切です!
- 所在地
- 家賃とデポジットの金額、支払日
- 水道光熱費、インターネットは込みかどうか
- ランドリーやバスルームのルール
- 最低契約期間
- テイクオーバーの有無
などなど、気になる点は事前もしくは見学時に聞いておき、全て解決しましょう。
デポジットとは?
デポジットとは保証金のようなものです。滞在中に何かを壊してしまったり、鍵をなくしてしまったりしない限り、退去時に返ってきます。
バンクーバーは早い者勝ちの物件が多いので、デポジットを持って見学にいき、いいと思ったらすぐにデポジットをオーナーに渡して契約する、というのが必勝ポイント(笑)数分の差で先に取られてしまうこともあるようです。
特に注意して欲しいこと
バンクーバーには悪質なオーナーが多いのも事実です。実はベッドバグがいる物件だったり、なにかと理由をつけられてデポジットが返されなかったり。私はその両方に当たりました。
ベッドバグ
南京虫というダニのようなカメムシのような虫です。(日本には基本的にいません)ベッドバグのいる物件があたってしまうと、それはもう悪夢のような日々です。彼らとの戦いはまさに戦争です。刺された箇所は痛痒いし跡になるし、びっくりするほどものすごく腫れます。夜は不安で眠れません!(奴らは夜行性です)
ベッドバグが出たことのある物件は、住所をGoogle検索すれば一発で出て来ます。見学前に住所がわかる場合は一度検索してみましょう。私はこれを知らず、悪夢のような日々を送る羽目になってしまいました…。
悪質オーナー
いるんです、本当に多いです。日本人オーナーだからといって安心しないでください!こちらに関しては常習犯はJPカナダの掲示板にその特徴があがっています。家探しの際は一度目を通すことをオススメします!
あまり知られていない、見学から契約までのパターン2つ
シェアハウスは早い者勝ちの場合が多いです。この場合は、見学時はデポジットを持っていき、物件が良いと思ったら、すぐにデポジットを支払って契約するのがポイント!
もう一つのパターンはオーナー自身が一緒に住みたい人を選ぶ、というもの。カナダ人始め西洋人のオーナーの場合、このパターンが多いです。オーナーが見学者全員と会い、後日合否(?)の連絡が来ます。
とにかく見学にたくさん行く!
バンクーバーでの家探しのコツは、とにかくサイトをこまめにチェックして、オーナーに連絡して、見学にたくさん行くこと!これにつきます。
語学学校に行かない場合の住む場所は?
この場合、最初の数日はバックパッカーやAirbnbなどの民宿を利用し、その間に家探し、という流れになると思います。
しかし、前述した通りバンクーバーは月契約の物件がほとんどのため、オーナーも早くから次のテナント探しを始めます。そのため、週契約のオーストラリア等と比べて、直前の契約は厳しいです。
日本にいる間にサイトでシェアハウスを探して契約しておいた方が無難だと言えます。
まとめ
私はバンクーバーでのシェアハウス探しで失敗した身ですが、それを差し引いてもバンクーバーでの滞在は何にも代えがたい日々でした。家さえよければもっと完璧だったんだけどな〜(笑)
みなさんが素敵なシェアハウスに巡り会えますように!!